知っておきたい。中古住宅のお金に関するメリットとデメリット

知っておきたい。中古住宅の「お金」に関するメリットとデメリット

中古住宅を購入する際は、誰もが新築と比べつつ買うべきか迷います。

かくいう私も中古住宅を購入した経験がありますが、購入する際は迷いに迷いました。

そこで、今回の「誰でもわかる不動産売買」では、中古住宅の購入を希望するものの躊躇する方へ向けて、中古住宅の「お金」に関するメリットとデメリットをご紹介しましょう。

1. 中古住宅の最大のメリットは、購入時にお金が掛からないこと

中古住宅のメリットは、新築より価格が安く、購入時などにお金が掛からないことです。

中古住宅のお金に関するメリットをご紹介します。

価格が安い

中古住宅の最大のメリットは、なんといっても販売価格が安いことです。

たとえば、新築であれば土地面積25坪、床面積70㎡の一戸建てしか購入できない予算であっても、中古住宅であれば土地面積30坪、床面積90㎡の物件が購入できる可能性があります。

販売価格が安ければ、毎月の住宅ローンの返済額を低く抑えることが可能で、生活にゆとりが出ます。

無理して新築を購入した方のお話を聞くと「支払いが大変で新築貧乏になった」などの意見を伺いますが、価格が安い中古住宅を購入すれば安心です。

また、新築を購入すると傷などが付く度に憂鬱になりますが、中古住宅は程よく使い込まれているため、床の擦り傷などを気にせず、毎日をリラックスして生活できます。

税金が安い

中古住宅は新築より価格が安いのがメリットですが、不動産取得税(不動産を取得することにより1度だけ課せられる地方税)や、固定資産税(不動産を所有することにより毎年課せられる地方税)が安いのもメリットです。

たとえば、築年数が20年を超える木造の一戸建て中古住宅を購入すれば、建物部分の固定資産税はほとんど掛かりません。

固定資産税が安ければ、浮いた支払いで自動車などを購入することも可能になり、週末のドライブなども楽しめます。

また、中古住宅を購入する際は登録免許税(購入した中古住宅の名義を売主から買主に変更する登記に課せられる税金)が必要ですが、中古住宅であれば登録免許税も安く済みます。

中古住宅の「お金」に関するメリットは「購入時にお金が掛からない」こと

2. 中古住宅の最大のデメリットは、購入後にお金が掛かること

中古住宅のメリットは購入時にお金が掛からないことですが、購入後にお金が掛かるのが中古住宅のデメリットです。

中古住宅のお金に関するデメリットをご紹介します。

修繕費用が高く付く

中古住宅は新築より築年数が経っているだけに、どうしても修繕費用が高く付きます。

たとえば、一戸建ての中古住宅であれば25年に一度などのペースで葺き替える必要があり、その費用は150万円~250万円程度と高額です。

築年数が古い中古住宅を購入すると、購入後すぐに葺き替えを迫られるなど、思わぬ出費に悩まされることがあります。

また、中古マンションであれば、築年数の経過と共に毎月支払う修繕積立金が高くなり、家計を圧迫するため注意が必要です。

さらに、中古住宅は新築と比べて使いこなされた印象があり、清潔感に欠けると感じる方もいらっしゃいます。

リフォーム費用が嵩む

築年数が経過した一戸建ての中古住宅を購入すると、冬に寒く結露が酷いなどの理由で、窓を二重窓に変更するなどのリフォームがしたくなります。

一戸建てを断熱リフォームするには、200万円~500万円などの費用が必要です。

また、中古マンションを購入すると、水回りに清潔感がないなどの理由で、水回りをリフォームしたくなります。

キッチンをリフォームするには100万円~200万円程度、お風呂をリフォームするには50万円~150万円程度の費用が必要です。

中古住宅の最大のデメリットは、購入後にお金が掛かることといえます。

中古住宅の「お金」に関するデメリットは「購入後にお金が掛かる」こと

まとめ - 中古住宅は「お値打ち品」を買うのがベスト

中古住宅の購入を希望する方へ向けて、中古住宅のメリットとデメリットをご紹介しました。

中古住宅の最大のメリットは、新築より安く、購入時にお金が掛からないことです。

しかし、中古住宅は新築より築年数が経過しているだけに相応の傷みがあり、購入後に修繕費用が嵩みます。

私は、一戸建ての中古住宅と中古マンションを購入した経験がありますが、一戸建ては雨漏りなどがあり修繕費用が嵩み、中古マンションは住んで間もなく修繕積立金が値上がりするなどして苦労しました。

そのため、中古住宅を購入する際は、見た目が良いなどの理由で高価な物件に飛びつかず、余剰金を手放さないように注意しながら、中古住宅ならではのお買い得な物件を選ぶことが大切です。

そうすれば、購入後に修繕費用が嵩んだり、修繕積立金が高くなっても対応することが可能で、住宅ローンを利用しつつ中古住宅を購入する場合も、返済期間を短く設定できます。

高い中古住宅を無理に購入し、購入後に生活が苦しくなってしまっては、不動産を購入した意味がありません。

ご紹介した内容が、中古住宅の購入を希望する皆様のお役に立てば幸いです。失礼いたします。