住宅ローンにおける金利タイプと特徴をわかりやすく解説

住宅ローンにおける固定金利型と変動金利型の違いとは?

住宅ローンを利用すると、元金(借りたお金)の返済に加え、金利の支払いが欠かせません。

そして、住宅ローンには、固定金利型と変動金利型が存在し、選ぶタイプにより返済額が増減することがあります。

これから住宅ローンを利用しつつ家を購入したり、建てたいと希望する方へ向けて、住宅ローンの金利の種類と、それぞれの特徴をご紹介しましょう。

1. 住宅ローンには、固定金利型と変動金利型がある

住宅ローンは、大きく分けると固定金利型と変動金利型があり、それぞれの特徴は以下のとおりとなっています。

1-1. 固定金利型とは?

固定金利型とは、借り入れの際に設定した金利が完済まで変わらないローンを表します。

固定金利型は金利が変わらないだけに、経済の状況により金利が上がっても、返済額が増えることがないため、返済計画が立てやすいのが特徴です。

しかし、固定金利型は金利が変わらないだけに、経済の状況により金利が下がっても、返済額が減らないという特徴も併せ持っています。

なお、2018年における、借入期間が21年から35年以下の固定金利型住宅ローンの平均金利は、住宅購入資金の9割以下を借り入れした場合は1.35%程度、住宅購入資金の9割を超える額を借り入れした場合は1.8%程度です。

また、固定金利型の住宅ローンには複数の種類が存在し、以下のように分類できます。

固定金利型の種類

全期間固定金利型
全期間固定金利型とは、借り入れから完済まで、一貫して金利が変わらないオーソドックスな固定金利型の住宅ローンを表します。
段階金利型
段階金利型とは、借り入れから10年間は金利が安く設定され、それ以降に金利が上がる固定金利型の住宅ローンを表します。

なお、10年後に上がる金利は、借入時に設定されるため、思っていたより返済額が上がるようなことがなく安心です。

2-2. 変動金利型とは?

変動金利型とは、借り入れから半年ごとに金利が見直されるローンを表します。

変動金利型は固定金利型と比べ、金利が見直されるだけに、経済の状況により金利が高くなるリスクがあるのが特徴です。

しかし、変動金利型は金利が見直されるだけに、経済の状況により金利が安くなる可能性があるという特徴も併せ持っています。

なお、金利変動型は半年ごとに金利が見直されますが、返済額が増減するのは5年に1度で、金利が大きく上昇しても、1.25倍以上は返済額が上がらないという「125%ルール」が設けられているため、返済額が一気に倍になるようなことはありません。

ちなみに、2018年における変動金利型住宅ローンの平均金利は0.6%程度で、固定金利型より低くなっています。

住宅ローンには、固定金利型と変動金利型がある

2. 固定金利型はフラット35で、変動金利型は民間融資で利用できる

住宅ローンの金利のタイプと、それぞれの特徴をご紹介しました。

住宅ローンを利用し、家を購入したり建てたいと希望する場合は、基礎知識として活用してください。

なお、住宅ローンは、フラット35、民間融資、公的融資に分類できますが、それぞれの住宅ローンにおける金利のタイプは、主に以下のとおりです。

「住宅ローンの種類と金利タイプ」

フラット35 固定金利型
民間融資 主に変動金利型
公的融資 変動金利型

また、住宅ローンは、フラット35、民間融資、公的融資に分類できるとご紹介しましたが、当サイトのコンテンツである「住宅ローンの種類とメリットを解説(実は3種類しかない!?)」では、住宅ローンの種類について詳しく解説しています。

お時間がある方は、ぜひご覧ください。