固定資産税とは?いくら?いつ払う?図解で解説!

固定資産税とは?わかりやすく解説

固定資産税とは、不動産の持ち主に毎年課せられる税金です。

イラストと図を用いて固定資産税をわかりやすく解説し、固定資産税はいつ誰に払うか、税額はいくらか、固定資産税がかからない条件、固定資産税と共に請求される都市計画税の詳細、固定資産税の使い道などもご紹介しましょう。

目次

1. 固定資産税とは、不動産の持ち主に毎年課せられる税金

それでは、固定資産税の意味をわかりやすく解説しましょう。

その前に、不動産という言葉の意味を理解してください。

不動産とは、土地や建物のことです。

不動産とは?

以上が不動産の意味であり、とても簡単です。

つづいて、固定資産税をあらためてわかりやすく解説しましょう。

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1-1. あらためて固定資産税をわかりやすく解説

固定資産税とは、不動産の持ち主に課せられる税金です。

たとえば、土地を所有する場合は、所有していることに対して固定資産税が課せられます。

また、建物を所有する場合は、同じく所有していることに対して固定資産税が課せられます。

つまり、固定資産税とは、不動産を持っているだけで掛かる税金というわけです。

固定資産税とは?

なお、一戸建てを所有する場合は、一部例外を除き、その建物とその建物が建つ土地を所有しています。

ようするに、一戸建てを所有する場合は、一部例外を除き、合計2つの不動産を所有しているというわけです。

そのため、一戸建てを所有する場合は、建物と土地の両方に対して固定資産税が掛かるのが通例です。

また、マンションの一戸を所有する場合は、マンションの一戸だけを所有すると考えがちですが、そのマンションが建つ敷地を戸数などで割った面積の土地も所有することになります。

そして、マンションの一戸部分を所有することに対して固定資産税が掛かるのはもちろん、土地部分を所有することにも固定資産税が課せられるため留意してください。

一戸建てやマンションを所有する場合の固定資産税

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2. 固定資産税は、いつ誰に払う?

この記事の「1-1. あらためて固定資産税をわかりやすく解説」にて、固定資産税とは、不動産の持ち主に課せられる税金とご紹介しましたが、正確には、その年の1月1日の時点で不動産を所有する方に課せられる税金です。

そのため、不動産を所有する場合、売却するなどして他人に不動産を譲らない限り毎年固定資産税が掛かり続けます。

そして、固定資産税は、毎年4~6月ごろに掛けて市町村から送られてくる、納税通知書という名目の請求書に同封される振込用紙を以て銀行や郵便局で納税します。

固定資産税はいつ払う?

納税は、一括、または4回に分納する方法から任意で選ぶことが可能であり、納付期限は以下のとおりです。

固定資産税の納付期限

一括で支払う場合 4~6月末日など
分割で支払う場合の第一期 4~6月末日など
分割で支払う場合の第二期 7~9月末日など
分割で支払う場合の第三期 12月末日など
分割で支払う場合の第四期 翌年の2月の末日など

なお、税金には国に納める国税と、都道府県や市町村に支払う地方税があり、固定資産税は、その不動産が所在する市町村に支払う地方税です。

そのため、固定資産税の納付時期は、その不動産が所在する市町村によって異なるため留意してください。

また、先に固定資産税は、銀行や郵便局から振り込むことにより納税するとご紹介しましたが、北海道札幌市、埼玉県さいたま市、東京都、神奈川県横浜市、愛知県名古屋市、大阪府大阪市、高知県須崎市、熊本県熊本市、沖縄県石垣市などの市町村では、クレジットカードで納税することも可能です。

クレジットカードで支払えばポイントなどが溜まるため、可能であれば、固定資産税はクレジットカードで納税するのが良いでしょう。

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3. 固定資産税っていくら?

固定資産税とは、不動産の持ち主に毎年課せられる税金です。

そこで気になるのが固定資産税の額ですが、安ければ1年間で5~6万円程度、高額になる場合は1年間で20万円以上など様々です。

固定資産税の税額は、所有する不動産の価値に応じて決定され、価値が高い不動産ほど高額になります。

たとえば、新築の一戸建てやマンションは誰もが欲しがりますが、誰もが欲しがるような不動産は価値が高いと判断され、固定資産税が高くなります。

反対に、老朽化した住宅を欲しがる人は少数ですが、そのような不動産は価値が低いと判断され、固定資産税は安くなります。

また、建物に課せられる固定資産税の税額は一定ではなく、老朽化するとともに価値が下がったと見なされ、固定資産税も安くなるのが通例です。

ただし、土地の固定資産税が下がることは稀です。

これは、土地は老朽化したり劣化することがないことが理由であり、よほど地価が下落しない限り、土地の固定資産税が下がることはないため留意してください。

以下に、固定資産税が高くなる不動産と、安くなる不動産の特徴をわかりやすく簡単にご紹介しましょう。

固定資産税の傾向

不動産の特徴 固定資産税の額
新築 高くなる
築古 安くなる
床面積が広い 高くなる
床面積が狭い 安くなる
敷地面積が広い 高くなる
敷地面積が狭い 安くなる
交通の便が良い 高くなる
交通の便が悪い 安くなる
鉄筋コンクリート造住宅 高くなる
木造住宅 安くなる
大通りに面している 高くなる
大通りに面していない 安くなる

なお、具体的な固定資産税の額は、市町村役場が決定した、その不動産の価値から鑑みた価格である「固定資産税評価額」から決定されます。

誰でもわかる不動産売買では、固定資産税の額を決定する元となる固定資産税評価額の意味もわかりやすく解説中です。

お時間のある方は、ぜひご覧ください。

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固定資産税評価額とは?調べ方や計算する方法を簡単に解説

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4. 固定資産税は、かからないこともある

固定資産税をわかりやすく説明すると、その年の1月1日の時点で土地や建物などの不動産を所有する方に課せられる税金です。

そのため、不動産を所有する場合、毎年固定資産税が掛かり続けますが、著しく価値が低いと見なされる不動産を所有する場合は、固定資産税は免除(支払いを免れる)されます。

たとえば、山奥にある誰も利用しない土地などは著しく価値が低いと見なされ、固定資産税は掛かりません。

また、老朽化して誰も住めない建物なども著しく価値が低いと見なされ、同じく固定資産税が掛からないため留意してください。

固定資産税がかからない不動産

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5. 都市計画税とは?

固定資産税とは、不動産の持ち主に毎年課せられる税金です。

そして、固定資産税と共に忘れてはいけない税金に都市計画税があります。

都市計画税とは、市街地に不動産を所有する方に課せられる税金です。

そのため、市街地に不動産を所有する方は、固定資産税と共に都市計画税も納税しなくてはなりません。

都市計画税とは?

都市計画税の額は、固定資産税の5分の1程度であり、毎年10万円の固定資産税が掛かる不動産を所有する場合は、都市計画税は2万2千円程度です。

また、毎年5万円の固定資産税が掛かる不動産を所有する場合は、都市計画税は1万1千円程度となっています。

なお、誰でもわかる不動産売買では、都市計画税を計算する方法をわかりやすく解説するコンテンツも公開中であり、同コンテンツでは、都市計画税が減額される条件などもご紹介しています。

お時間のある方は、ぜひご覧ください。

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まとめ - 固定資産税は、市政運営に役立てられる

固定資産税をわかりやすく解説しました。

固定資産税とは、その年の1月1日の時点で不動産を所有する方に課せられる地方税であり、安ければ5~6万円程度、高い場合は20万円以上など税額は様々です。

不動産を所有するだけで税金が掛かると聞くと理不尽と感じますが、固定資産税は道路や上下水道の整備、学校や病院、消防署などの公共施設を運営する財源として活用されます。

特に大阪市では、税収のうちの約半分が固定資産税であり、市政運営に大いに役立てられるそうです。

なお、不動産を所有すると固定資産税が掛かりますが、不動産を新たに取得した場合は、不動産取得税という税金が掛かります。

固定資産税が毎年課せられるのに対して、不動産取得税は不動産を取得した際に1度だけ掛かり、税額は安ければ5~6万円程度、高ければ数十万円以上と高額です。

ご紹介した内容が、固定資産税をお調べになる皆様に役立てば幸いです。失礼いたします。

記事公開日:2020年7月

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