取引事例比較法とは? わかりやすく解説(イラスト付き)

取引事例比較法とは?

取引事例比較法とは、不動産の適正な価格を鑑定する際に用いる方法です。

取引事例比較法という不動産用語を見聞きしつつ「よくわからない」と感じた方へ向けて、その意味をイラスト付きでわかりやすくご説明しましょう。

冒頭でご説明しましたが、取引事例比較法とは、不動産の適正な価格を鑑定する際に用いる方法です。

たとえば、A駅から徒歩10分の日当たりの良い場所に50坪のAという土地があったとします。

A駅から徒歩10分の日当たりの良い場所にある50坪のAという土地

この土地「A」の適正な価格を求めるには様々な方法がありますが、そのひとつが取引事例比較法です。

取引事例比較法では、過去に売買された立地条件などが似ている不動産の売買価格から、その不動産の適正な価格を算出します。

取引事例比較法とは、類似する不動産が売買された価格から、その不動産の適正な価格を算出する方法

以上が取引事例比較法であり、取引事例比較法から算出された不動産の適正な価格を比準価格(ひじゅんかかく)と呼びます。

取引事例比較法は、類似する不動産が売買された価格から、その不動産の適正な価格を算出するため、できるかぎり多くの類似する不動産の売買事例を集めつつ価格を算出することが重要です。

そして、取引事例比較法で算出された価格は、時にはその不動産が売買される際の価格として、時にはその不動産の固定資産税の金額を算出する際の参考価格として、時にはその不動産を相続した際の相続税を算出する際の参考価格として活用されます。

なお、取引事例比較法は、類似する不動産が売買された事例がある不動産の適正な価格を算出する際に役立つ方法であり、類似する不動産の売買事例がない場合は適しません。

つまり、似ている不動産が少ない不動産の適正価格を求める際は、取引事例比較法は不向きというわけです。

類似する不動産が少ない不動産の価格を鑑定する際は、取引事例比較法は向かない

取引事例比較法をわかりやすくご説明させていただきました。

不動産に関する知識を高めたいと希望する場合は、ぜひご活用ください。