中古住宅を買って大失敗!? 後悔しない秘訣を経験者が伝達

中古住宅を買って大失敗!? 後悔しない秘訣を経験者が伝達

ネットで中古住宅の評判を見ると、買って大失敗だったと後悔する方や、買わなければ良かったとお嘆きの方の失敗談を多く見かけます。

かくいう私も中古住宅を購入して失敗した経験があり、他人事ではありません。

そこで、今回の「誰でもわかる不動産売買」では、中古住宅の購入で失敗した経験がある筆者から、中古住宅の購入を希望する皆さんへ向けて、失敗しないための秘訣をご紹介しましょう。

1. 周辺環境を中心に、最低でも7~8回以上は見学する

中古住宅を購入して失敗する最大の原因は、なんといっても見学不足です。

私は一戸建ての中古住宅と中古マンションを購入しつつ失敗した経験がありますが、どちらも見学の回数が不足していました。

私は一戸建て中古住宅、中古マンションの両方を購入しつつ失敗していますが、いずれも原因は見学不足です

中古住宅を購入する際は、建物はもちろん周辺環境も慎重に見学し、「一目惚れした」「早く買わないと売れてしまう」「今なら仲介手数料が安い」などの理由で購入しないことが大切です

特に周辺環境の見学は欠かせません。

建物の傷みはリフォームで修繕できますが、周辺環境の不具合は自分の力だけで改善することは不可能です。

よって、中古住宅を購入する際は、建物の内部を最低でも3回以上、周辺環境を最低でも4~5回以上見学するように心掛けてください。

周辺環境の見学は、平日休日問わず昼夜見学し、その中古住宅の状況を完全に把握することが重要です。

特に平日の22時~24時ごろや、日曜日の午前の様子などは必ず見学してください。

その時間帯が騒がしいと、自宅でリラックスできません。

何度も見学しつつ焦らず購入すれば、中古住宅を購入して失敗したり、後悔するリスクを最小限に抑えることができます。

また、中古住宅を購入する際は、複数の物件を見学しつつ1人でも多くの不動産業者と出会い、物件や不動産業者を見る目を鍛えることも重要です。

当サイトのコンテンツである「不動産屋の選び方ってどうすれば良い?見学しすぎの筆者が解説!」では、150件以上の物件を見学した筆者が、不動産業者の選び方をご紹介しています。

お時間のある方は、ぜひご覧ください。

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2. 安い物件に飛びつかない

ネットで中古住宅を探すと、時に相場より安い物件を見かけます。

安い中古住宅は魅力的ですが、必ず相応の理由があり、購入すると失敗して後悔するリスクがあるため注意が必要です。

相場より安い中古住宅には必ず相応の理由があり失敗する可能性が高い

たとえば、相場より安い一戸建ての中古住宅は、雨漏りやシロアリによる食害などの瑕疵(欠陥や不具合)があるものの、それを表沙汰にせず売り出す物件かもしれません。

また、相場より安い中古マンションは、内装は綺麗にリフォームされているものの築年数が古く、管理費が値上がりし続ける物件かもしれません。

不動産は、安くて良い物件というのは極めて稀です。

特に、不動産売買に不慣れな方が格安物件を見つけると飛び付きがちですが、格安物件には必ず安い理由があるため気を付けてください。

それでも格安の物件を購入したいと希望する場合は、購入後に必要となる可能性がある修繕費用などを見越しつつ、余剰金を準備して購入することが大切です。

3. ハザードマップを確認する

最近は気候変動により、台風で川が氾濫して水没したり、土砂災害に巻き込まれる地域が増え、災害時に被災する住宅が増えてきました。

災害時に被災する虞がある中古住宅の購入を避けるためには、購入前にその中古住宅が所在する地域のハザードマップを確認することが大切です。

ハザードマップとは、都道府県や市区町村が公開する、災害時に被災する可能性がある地域が記された地図を表します。

ハザードマップには、以下のようなタイプがあります。

  • 津波で浸水する虞がある地域が記された地図
  • 大雨により土砂災害に巻き込まれる虞がある地域が記された地図
  • 大地震による被災を防ぐために活断層などが記された地図

いずれの地図も、その中古住宅が所在する地域を管轄する都道府県の役場やホームページで確認できます。

中古住宅を購入する際は、売買契約を締結する前にハザードマップを確認し、危険区域に所在する物件ではないか調査してください。

なお、ハザードマップは、必ずご自身で閲覧しつつ現状を調査することが大切です。

不動産業者に購入を希望する中古住宅が危険区域に所在するか否か問い合わせても、正確な返事は期待できないため注意してください。

4. 自分で中古住宅の現状を把握しつつ購入する

中古住宅を購入して失敗したと後悔する方の多くは、不動産業者のから聞いた物件の情報を真に受け、疑いもせず購入しています。

たとえば、中古住宅の広告を見ると「周辺環境:閑静な住宅街」と書かれていることがありますが、それは不動産業者が見た時間帯だけかもしれません。

中古住宅の広告を鵜呑みにしつつ購入すると失敗する可能性がある

また、広告には「内装綺麗。リフォーム不要ですぐ住めます」などと書かれていても、いざ購入しつつ入居すると水道管の老朽化により水道水に錆が混じるなどして、修繕費用の負担者を決定するために揉める可能性もあります。

よって、中古住宅を購入する際は、不動産売買のノウハウが書かれた本や、建築に関する本を読むなどして知識を蓄え、自分で物件の現状を把握しつつ購入することが大切です。

そうすれば、中古住宅を購入して失敗したと嘆くことや、後悔するリスクを小さくできます。

5. 早急なリフォームは失敗のもと

中古住宅を購入すると同時にリフォームしつつ入居すれば、気持ちの良い新生活を楽しめます。

しかし、中古住宅のリフォームは、入居後少し様子を見てから行うのが理想です。

中古住宅は、住んではじめてわかる瑕疵(欠陥)があります。

たとえば、一戸建ての中古住宅であれば、思いのほか冬に冷える可能性があります。

そのような場合、断熱リフォームを実施する必要がありますが、それを知らないまま壁紙を貼りかえるだけなどの簡易的なリフォームを施しつつ入居すると、失敗したと後悔するかもしれません。

よって、可能であれば中古住宅の早急なリフォームは控え、お住いになりつつ改修が必要な箇所を見極め、考えがまとまり次第リフォームを実施するのが良いでしょう。

中古住宅は住んではじめてわかる不具合がたくさん詰まっている

まとめ - 最後は、ドーンと思い切って買うしかない!

中古住宅の購入を希望する方へ向けて、中古住宅を購入して失敗した経験がある筆者から、失敗を最小限に抑える秘訣をご紹介しました。

中古住宅は、新築より築年数が経っているだけに相応の傷みがあり、リスクがあることは間違いありません。

しかし、中古住宅は新築より値段が安く魅力的で、傷みはリフォームで補えます。

また、中古住宅は築年数が経っているだけに、新しく売りに出された分譲地に建つ新築の一戸建てや、新築の分譲マンションに比べて周りの環境が熟れているため、よく見学すれば「思っていたより騒がしい」「おかしな臭いがする」など、周辺環境に関するリスクを最小限に抑えることが可能です。

よって、中古住宅は、不動産売買や建築に関する本を読むなどして知識を高めつつ、何度も見学するなどして慎重に購入すれば、きっと良い買い物ができます。

皆さん、学ぶべきことを学び、やるべきことをやった後は、思い切って中古住宅を購入してください。

中古住宅を購入する際は、どうしても迷いが生じますが、最後は買うしかありません。

ご紹介した内容が、中古住宅の購入を希望する皆さんのお役に立てば幸いです。失礼いたします。