準角地とは?角地との違い、メリットやデメリットを図解で解説

準角地とは?図を用いて角地との違いなどを解説

準角地とは、アルファベットのLなどの形をした道路に接する角地を意味します。

しかし、これだけでは説明不足のため、図やイラストを用いて準角地の意味をわかりやすく解説し、準角地のメリットやデメリット、準角地と角地の違いなどをご紹介しましょう。

なお、準角地の読み方は「じゅんかどち」となっています。

目次

1. 準角地とは、L字型などの道路に接する角地

冒頭でご紹介したとおり、準角地とは、アルファベットのLなどの形をした1本の道路に接する角地です。

準角地を図で表すと以下のようになります。

準角地とは、アルファベットのLの形などをした1本の道路に接する角地

土地や一戸建ての購入を希望しつつ物件情報を確認すると「準角地」と書かれていることがありますが、上記のような一本の道路に接する角地を意味するため留意してください。

準角地に関する正確な記述は、国税庁のウェブページ「奥行価格補正率表」の「側方路線影響加算率表(平3課評2-4外・平18課評2-27外改正)」に記載されています。

ここから、準角地のメリットとデメリットを簡単にご紹介しましょう。

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1-1. 準角地のメリット

準角地は、2方向が道路に面するため、通常の土地より利便性が高く解放感があります。

準角地は、通常の土地より利便性が高く解放感に優れるなどのメリットがある

また、その準角地が所在する都道府県や市区町村によって異なりますが、建蔽率の緩和措置が適用される場合があり、同措置が適用されれば、一般的な土地より床面積が広い住宅を建築できます。

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1-2. 準角地のデメリット

準角地は、利便性が高い、建蔽率が緩和されるなどのメリットがあるため、一般的な土地より価値が高いと見なされます。

そのため、準角地を購入すると不動産取得税や固定資産税、都市計画税が高くなるのがデメリットです。

また、準角地を相続すると相続税が高くなったり、譲り受けると贈与税が高くなるといったデメリットもあります。

ただし、高くなるといっても驚くほどではなく、1~2割程度など軽微のため留意してください。

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2. 角地と準角地の違い

準角地とは、アルファベットのLなどの形をした1本の道路に接する角地です。

これに対して角地とは、2本の道路に接する土地を意味します。

以下に、角地と準角地の違いを図でご説明しましょう。

角地と準角地の違い

上記のように準角地は1本の道路に接する角地であるのに対し、角地は2本の道に接しています。

そのため、角地は特に利便性が高いと見なされ、準角地や一般的な土地より高く売買されます。

また、角地は高く売買されるだけに税制上も価値が高いと見なされ、準角地や一般的な土地より不動産取得税、固定資産税、都市計画税、相続税、贈与税なども高くなるため留意してください。

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まとめ - 準角地は、隅切りを迫られる

図やイラストを用いて準角地の意味を解説し、準角地と角地の違い、それぞれのメリットやデメリットなどをご紹介しました。

準角地とは、アルファベットのLなどの形をした道路に接する角地です。

これに対して角地とは、2本の道路に接する角地を意味します。

準角地や角地は利便性に優れているため高値で売買され、不動産取得税や固定資産税、都市計画税、相続税、贈与税も高くなるのが通例です。

なお、この記事の「1-1. 準角地のメリット」にて、準角地は建蔽率の緩和措置が適用される場合があり、同措置が適用されれば、一般的な土地より広い住宅を建築できるとご紹介しましたが、同措置が適用される条件として、たいていは隅切りを迫られるため注意してください

隅切りとは、道路の見通しなどを確保するために実施する土地の隅を空き地にする行為を表し、隅切りした部分は建築できません。

準角地に迫られる隅切りとは、道路の見通しなどを確保ために実施される土地の隅を空き地にする行為

そのため、建ぺい率が緩和されることを目的として準角地の取得を希望する場合は、隅切り後の土地の広さを鑑みつつ購入してください。

ご紹介した内容が、皆様のお役に立てば幸いです。失礼いたします。

記事公開日:2020年5月

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